好きな人たちを追ったドキュメンタリーは、そこに爆発的な面白さがなくても見ていられる。カメラが追っているところに何かが起きているのではなくて、何かが起きた時にその一瞬で話を聞くことができたのは「10年」という長期間のドキュメンタリーだからなのだと思う。人生は今までも続いていたし、続いていく。一生交わることはないけれども、俺の人生もある。糧にしたり、しなかったりして過ごしていくことになるのだと思う。
面白いことでウケたことがない、に気づいてしまった。今までの人生の"自分の発した言葉でウケたこと"を思い返していたが、着眼点でウケをいただいただけ。先の話ではないけど、生き様が面白いとか、この人見てて目が行ってしまうな、とかはない人生なので、自分を何かに落とし込んで、そっちに目を向けてもらう形になるのだろう。テレビ東京の大森氏とかが世間に浸透してきている。手を変え品を変えしろよ、と思うが、結局俺もそっち側なのだろうし、そっち側にさえ立ててない現状なのだからつべこべ言わずに黙って打ち込めよバカが、の状態。
出だした当初の佐久間宜行が「普通のサラリーマン」とか言ってたの、今になって本気でムカついてきた。