白井ブリーフの黄ばみなぞかけ

中学の頃に読んでいたブログで、毎日の活動記録の最後でおまけ程度にその日にオナニーをしたかしていないかを記載する、というものがあった。毎日のように「今日は1回しました」とか多い日は「今日は3回しました」とか書かれていたと思う。大人になってそんなにする奴があるかと、若干のフィクションを感じていたが、その時のブログ主とおそらく同い年くらいかそれよりも年上くらいになった今、全然毎日していて、なんだかわけがわからなくなってしまった。

 

久しぶりに文章を書くようになって、思いついたことをある程度人が見られるような形で残すためにブログを復活させたものの、オナニーの話を残すぐらいならば復活なんてさせなくてよかったのではないだろうか。でもあの時読んでいたブログのことは10年ぶりくらいに思い出せたので、記憶の引き出しは開けやすくなってきている。なんてそんなハッピーエンドな訳はない。山田ルイ53世が「あの時があったから今がある、なんて良いもんじゃない」みたいなことを言っているのを読んだことがある。引きこもりとか、壮絶な過去に対しての話なので、こんなオナニーのことをトリガーにして思い出すのは非常にボンジュールなのだが、この感覚を持っている人が好きだ。復讐心と負けず嫌いの違いというのか。あの時が今のあなたの人格を作ったんですね、とか言った後に、返す刀としてこれを言われたら真っ二つになってしまう。刀をどう磨くか。

 

最近、時間が空いたらカラオケで鬼レンチャンのまねごとをしている。その影響からか、普通に車で曲をかけているとき、何百回と聞いている曲でも、この音はあまり発音されてないから、鬼レンチャンの時は文字で切って歌わないと外すな、みたいな考えが出てきて、新しい楽しみ方ができている。そう考えると、ネタ書いている芸人がほかの人たちのネタを見るのって死ぬほど楽しいんじゃないか?

 

今日は2回しました。