新宿高島屋9階の子供服売り場

ラフターナイトの公開録音、オンエア争奪ライブに行った。昼の部夜の部合わせて41組の漫才、コント、歌ネタを見た。みんな面白かった。

 

ライブの内容について書くのが恥ずかしい。41組のネタを見てみんな面白かったけどやっぱり好き嫌いはあるから、この人が好きでこっちの人はあんまりだみたいな評論が書けない。恥ずかしくて。誰も見てないブログなのに、ワープロで打ってることにオエッとなる。だからライブの内容に触れるのはよします。

 

ライブでは昼の部夜の部共に隣が女性だった。性欲ないですよ~みたいな顔して生きるのに疲れた。高校が男子校なので女性との性行為もとい女性を見ること自体が少ない現状、隣に女性がいるなかで笑わなければいけない。緊張する。しかし今回は昼の部も夜の部も隣の女性が笑い上戸だったのでとても楽しかった。僕は笑いが声に出る女性が好き。顔は見てないけれど、このひとの笑い声聴いてると安心するような女性だった。ジグザグジギーのネタがずっと続けば、このひとの笑い声がずっと聞けるのに、そう思うような女性だった。隣で俺は性欲ないですよ~みたいな顔をして生きている。早く終わりにしてくれ。「チン毛!」で爆笑するような奴だよ。もっと言えば隣の女性だって「チン毛!」で頭振って笑ってた。みんな性欲ないですよ~みたいな顔で日々をこなしてるのかもしれないですね。

新・勝ち抜きカルタ合戦

深夜の馬鹿力番組ホームページの投稿フォームにあるたくさんのカルタテーマの中から、毎週2つが選出され戦うコーナー。勝敗はリスナー投票で決定、勝ったカルタは50音の次の行に進んだうえで来週も紹介される。

負けたカルタはどこまで進んでいようが[あ行]へ逆戻りして募集。第13回の翌週、コーナー名が「新・勝ち抜きカルタ合戦改」に変更、負けたカルタはそのままの行で引き続き募集されるようになった(例 改第3回 前回勝者「かるたカルタ」[さ行]vs挑戦者「実家ルタ」[あ行]の対戦で、勝った実家ルタは翌週[か行]を募集し紹介、負けた「かるたカルタ」は[さ行]のまま募集を続け、予選ブロックで伊集院の抜擢を待つ)。

予選ブロックからの消滅は投稿量やネタの質、展望の有無から伊集院が判断。改第35回からは3連敗したカルタは問答無用で消滅というルールが追加された。

データは改第114回 「嘘芸能トピックスカルタvs貧しいイメージの大金持ちカルタ」 までによる。この回で貧しいイメージの大金持ちカルタが消滅したことにより、新ルールスタートからルール改正までに作られたカルタがすべて終了。以降の情報は「新・勝ち抜きカルタ合戦改」に記載。

 

ペンネームや人名は敬称略にさせていただきました。ご了承ください。

 

隠れエロワードカルタ

テーマ曲「Too Much Monkey Business / Chuck Berry

旧ルールの勝ち抜きカルタ合戦から引き継いだテーマ。発案はPN:オレンジ13とPN:ちくわ事故の合作。一見普通の文章の中にしれっとエロワードを紛れ込ませる。通称「エロ」。旧ルールで[な行]、[は行]を勝ち抜くが、新ルール移行でリセット。初戦ではギャグリサイクルと昔話NGシーンを破るものの、2戦目の小林製薬新薬に撃沈。4連戦での消耗から伊集院曰く「勢いがなくなった」ことにより、第6回で消滅。通算戦績2戦1勝

 

ギャグリサイクルカルタ

テーマ曲「Galaxy Quest / David Newman」

旧ルールの勝ち抜きカルタ合戦から引き継いだテーマ。テーマ募集で送られてきた複数の発案が統合して一つのテーマになった。旬を過ぎたお笑い芸人のネタを勝手に作ってあげる。通称「ギャグ」。初参戦の第1回で隠れエロワードに負けて以来2軍でパッとした活躍が無かったため、第4回で消滅。コーナーの特性上、頭文字が固定されるため、使えないギャグが出てくる(例:いつもここからの「かなしいときー!」は[か行]の時しか使えない)など制約が比較的厳しいカルタであった。通算戦績1戦0勝

 

昔話NGシーンカルタ

テーマ曲「にっぽん昔ばなし/花頭巾」

旧ルールの勝ち抜きカルタ合戦から引き継いだテーマ。発案はPN:男女四人の笑い声。みんなが知っている昔話のNGシーンを考える。通称「昔」「昔話」。初参戦の第1回では勢いづいていたエロに敗北。2度目の参戦第4回で2連勝中だった小林製薬新薬を撃破、以降鳩嫌、サイボーグ、実家、バスを倒し破竹の5連勝で[は行]へ。この5連勝は新以降のカルタ合戦シリーズで最高記録タイである。そんな6戦目は貧しいイメージの大金持ちの初速度に負け、再び[あ行]に逆戻り。そのまま復活することなく第13回で消滅。通算戦績7戦5勝

 

鳩嫌カルタ

テーマ曲「伊東に行くならハトヤ/ブラック・キャッツ」

第1回で追加されたテーマ。PN:猫の島が「鳩だったら嫌カルタ」として発案。鳩だったら嫌だなあと思うものを考える。通称「鳩嫌」「鳩」。初参戦第3回、2度目の参戦第5回ではそれぞれ小林製薬新薬、昔話NGシーンに敗北。消滅の可能性を示唆されていた中、3度目の参戦第11回で実家に初勝利。その後サイボーグのひみつを破るも[さ行]でかるたに負け[あ行]に逆戻り。直後にルール改正がなされたが、そのまま復活せず改第13回に消滅。通算戦績5戦2勝

 

小林製薬新薬カルタ

テーマ曲「クスリ・ルンバ/アントニオ古賀

第1回で追加されたテーマ。発案はPN:はろるーとPN:新魔球スランカーの合作。独特のネーミングセンスを持つ小林製薬の新たな薬を考える。通称「小林」。登録直後の第2回で抜擢、旧ルールから数えて3連勝中だった隠れエロワードを破る。そして鳩嫌相手に2連勝を決めるが3戦目昔話NGシーンに敗北。序盤からかなりぶっ飛んでいたカルタであり、伊集院の懸念通り末期には薬ですらないものが多くみられた。第7回に消滅。通算戦績3戦2勝

 

ホトトギスカルタ

第2回で追加されたテーマ。発案はPN:バスケットカウント。戦国武将の特徴を表したホトトギスの句のように、もし芸能人の前に鳴かないホトトギスがいたらどうなるかを考える。伊集院曰く「良いものがそろってきている」とのことだったが、本戦に進むことなく第6回で消滅。

 

サイボーグのひみつカルタ

テーマ曲「サイボーグ009/東京マイスタージンガー

第3回で追加されたテーマ。発案はPN:猫の島。サイボーグの隠された能力を考えるカルタ。通称「サイボーグ」。初参戦の第6回では連勝中の昔話NGシーンに敗北、2度目の参戦第12回でも鳩嫌に負けフェードアウト。伊集院は「絵札が想像できるカルタ」と評した。改第1回で消滅。通算戦績2戦0勝

 

実家ルタ

テーマ曲「dream /吉幾三

第4回で追加されたテーマ。発案はPN:藤井菊一郎。実家エピソードを考える。通称「実家」。初登場の第7回では連勝中の昔話NGシーンに敗北。2度目の挑戦第10回で貧しいイメージの大金持ちを破り[か行]に突入するが2戦目鳩嫌に負ける。[あ行]へ逆戻りしたがその後ルール改正、改第2回で3度目の挑戦、かるた[か行]に勝利。1勝しては負け二軍、抜擢され1勝しては負けて二軍を繰り返していたが、改第28回[さ行]の時にアンパンマンボツキャラ[た行]から4連勝。改第31回ためしてガセテン[は行]に負けるまで連勝し一気に[は行]へ。6度目の挑戦改第52回でゾンビ、例文、アンパンに3連勝し、[や行]へ突入したが、すごろく[さ行]に負け[ら行]へは進めず。7度目の挑戦改第61回で運転免許試験[さ行]に破れ2連敗。消滅をかけた8度目の挑戦改第75回で4連勝中のニセクリペプ曲紹介[ま行]に勝利、消滅を逃れ完成にリーチがかかるが、改第76回で新参のBKD[あ行]に敗北。ゴールデンウィークが終わった改第91回に9度目の挑戦、ネオ地獄[な行]との戦いに見事勝利。すごろくカルタ、ためしてガセテンカルタに続く3ジャンル目、ルール改正以前に追加されたテーマとして唯一の完結カルタとなった。番組中伊集院は実家ルタが好きであることを明言しており、投稿者に「ネタ作りで実家帰ってみたら?」とアドバイスも送るが本人は帰る気がさらさらないようである。通算戦績19戦11勝、初登場から2年をかけ完結。ルール改正の隙間に入り込んだ”11勝”という記録もカルタ合戦シリーズで最多。

 

貧しいイメージの大金持ちカルタ

テーマ曲「銭$ソング マンダム親子のテーマ/白木みのる

第5回で追加されたテーマ。発案はPN:本名OK太田徹とPN:釧路ダンディの合作。貧困な想像力で大金持ちの生活を考える。通称「お金持ち」「金持ち」。初登場第9回で5連勝中の昔話NGシーンを破るが2戦目実家に敗北。ルール改正後も2度挑戦するが相手が連勝中で勢いづいていたこともあり2連敗。改第36回で3連敗による消滅をかけたアンパンマンボツキャラ戦で勝利し辛うじて消滅を回避。以降4連勝と1回の引き分けにより[あ行]での消滅危機から一気に[は行]へ。改第41回でニューホライズンlesson0珍例文に敗れる。9カ月の充電期間を経て5度目の挑戦改第79回で鬼ユーチューバー[か行]に勝利するが翌週15の夜[か行]に敗北。さらに6度目の挑戦改第95回でも当時3連勝中のみんなの黒歴史[た行]に敗北で2連敗。消滅をかけた7度目の挑戦改第114回の対嘘芸能トピックス[は行]戦で敗北、長い歴史を持つカルタだったがここで3連敗による消滅。通算戦績14戦6勝1分け

 

ローカル路線バスの旅未公開シーンカルタ

テーマ曲「田舎のバス/中村メイコ

第6回で追加されたテーマ。発案はPN:三三八拍子とPN:レアルマドリード6番の合作。テレビ東京系「ローカル路線バスの旅」でお蔵入りになったシーンを考える。通称「バス」。初登場第8回で連勝中の昔話NGシーンに負け、2度目の挑戦改第6回でもようこそ嘘日本に敗北。改第8回で消滅。通算戦績2戦0勝

 

あばらこんざカルタ

テーマ曲「sarasponda / 歌唱者不明、ご存知の方ご一報ください)」

第7回で追加されたテーマ。発案はPN:みんなのことが大好き。造語「あばらこんざ」を使った短文を考える。通称「あばらこんざ」。難しいテーマに苦労する投稿者を労うため、伊集院曰く「思い出甲子園」として改第1回で抜擢。かるた相手に敗北、対戦直後に消滅も提案されたが募集はそのまま引き継がれ、改第5回で遂に消滅。通算戦績1戦0勝

 

ちょいエロカルタ

第8回で追加されたテーマ。発案はPN:ボブリシャス。少しだけテンションが上がるエロいことを考える。本戦に進むことなく第11回で消滅。

 

三丁目の夕日1990カルタ

第9回で追加されたテーマ。発案はPN:レアルマドリード6番。1990年代の懐かしい東京の様子を思い出す。本戦に進むことなく第13回で消滅。

 

そんな番組あったなあカルタ

第10回で追加されたテーマ。発案はPN:ライドン。懐かしい番組を思い出す。送る投稿者、選ぶ伊集院のバランスが難しかったため翌週の第11回で消滅。

 

かるたカルタ

テーマ曲「Karma Chameleon / Culture Club

第11回で追加されたテーマ。発案はPN:ぺーたんこぶ王子。かるたとはどんなものなのかを教える。通称「かるた」。初登場の第13回で鳩嫌を破る。この後ルール改正があり、改第2回[さ行]で実家相手に負けるも[さ行]で募集が引き継がれる。改ルールが適用された初めてのカルタである。今までは1敗で[あ行]に戻っていた中[さ行]で募集されたことも手伝ってか実家に負けた2週後の改第4回ですぐに2度目の挑戦。夏・ゆるい恐怖に勝ち[た行]に進むが、2戦目ようこそ嘘日本に敗北。改第16回でニセクリペプ曲紹介、改第23回でためしてガセテンに負け3連敗。当時3連敗で消滅ルールはなかったため募集は引き継がれたが、8カ月ぶりの改第57回ですごろく相手に4連敗、その改第57回で消滅。通算戦績8戦3勝

 

サラダ記念日カルタ

第12回で追加されたテーマ。発案はPN:ウルトラマンキダタロー俵万智のサラダ記念日のような短歌調で記念日を作る。本戦に進むことなく改第5回で消滅。

 

ウンコ踏んだ場所&シチュエーションカルタ

第13回で追加されたテーマ。発案はPN:お肉屋さん。うんこを踏んだ場所やシチュエーションを送る。本戦に進むことなく翌週の改第1回で消滅。

被虐嗜好のサディスト

紺野ぶるまの単独ライブのフライヤーが良い。「紺野ぶるま処女単独ライブ ぶるま、夜の新宿でかけまくり」というどうかしているライブ名に準じた、完全にアダルトビデオのパッケージのそれだ。自身の写真も、白いソファーに一人おしとやかに座るAV初出演のような出で立ち、さらには表紙だけでなく背表紙まで再現している。彼女にしかできないことだと思うし、フライヤーをAVっぽくして背表紙もつけちゃおうとはまずならない。

 

少し前、僕が寝る前ツイッターを見ていたら、ボンテージ姿で写る紺野ぶるまの写真を見つけた。若干被虐のケがある僕なので少し気になったものの、行動を起こすのは次の日以降にしてそのまま眠りに就いた。紺野ぶるまが夢に出てきたのはその夜だった。

 

僕とぶるまは僕の自宅の洗面所にいた。扉を隔てて隣のリビングでは母親が料理をしている。そんな中でぶるまは少しずつ僕に近づいてくる。いたずらっぽく笑うぶるまに僕は彼女が何をするのか感づいていた。とにかく今はぶるまのなされるがままにされよう、声さえ出さなければ壁の向こうに気付かれることはない。決心も束の間、ぶるまは壁に追いやられた僕の唇を奪って何度も舌を入れる。上手だった。しかし僕も初めてとは言えない。見よう見まねで舌を入れて応戦した。するとすぐに唇は離れて行った。無意識に目を閉じていた僕が目を開けると、そこにはぶるまがいつもとは違うような、でも確かに笑顔ではにかんでいた。ここで一つ目の記憶は途切れている。夢は第二幕へ。場所は変わらず洗面所、扉を隔てて向こうには母の料理音、僕とぶるまも相変わらず二人きり。僕は歯磨きをしていた。そこであった違和感は二つ。一つは歯磨き粉をつけていない水磨きだったこと、もう一つは歯ブラシを持たない左手ではぶるまの首をつかんでいたこと。僕はぶるまの首をつかみ、顔がこっちを向くように仰向けで洗面台に首を押し付けていた。不安そうな顔で見つめる彼女、ただ歯磨きを続ける男。男は力づくで押し付けていた左手の内、親指を彼女のあごに沿わせ、口を開けるように親指を引いた。彼女も従うしかなかった。男の眼光が鋭くなる。歯ブラシを口から抜くと男は口腔に溜まった水を彼女の口に吐くように移した。突然のことに目を閉じる彼女を、僕は深い満足の表情で見つめた。僕の水を被ったぶるまも、今度はいつもの笑顔で僕を見つめていた。

 

質問は二つあって、一つは僕はマゾヒストなの?サディストなの?これは何フェチ?

二つ目はこれで大賞取れる文学賞を知りませんか?

あの感じ

馬鹿力、主に少しおもしろいのコーナーでたまに出てくる「あの感じ」で締めるネタがそんなに好きじゃない。世の中を斜めから見てます、っていうのを押し売られてるような気持ちになる。「あの感じパターン」として成立して以来、いくつか読まれているのだけれど、投稿してる人はそれでいいのか?と思う。週に1通しか送れないという厳しい規定があるこのコーナーで、最近気づいたイラッと来ること報告に使ってしまうってのは投稿者の気持ちとしていいの? そして僕は今週のこのコーナーで「あの感じパターン」の投稿が採用されました。散々心の中でバカにし続けてた奴に自分がなっていると気付くときの、あの感じ。

 

「パクリかオマージュか」みたいな話は最近特によく聞く。エンブレムについては確かに似てるけど、そこまでみんなして責めなくてもいいんじゃないかなって考えてます。ネットの人に”責めてる”の意識はないだろうけど。この前ネットで見た意見で、「芸人さんのネタに「○○のパクリ」とか言ってる人はパクリで名声を得ることに抵抗が無い人だ」というのがあった。単純なことなのに全然気づかなかった。話を戻して、パクリのことについて。「あの感じパターン」は、聞いてる人の中にはパクリと思う人もいる気がする。正直、あの感じパターンで採用される前の僕は、あの感じパターンが採用されるたびに「ああ、あの感じパターンね」と思っていた。今も、あの感じパターンを使ってしまったのは悔しい。やっぱり僕は自分の考えたフレーズで笑わせたい。パクリで笑わせたって、ノベルティのカードを貰ったって全然うれしくない。パターンとパクリは全く違うものとは分かっているけど、でも嬉しくないのは一緒。厚切りジェイソンに言わせれば「パターン見えてきたよ!!」と言ったところだろう。

 

上手くまとめたようで何も上手くないのは置いといて、最後に没ネタについて書きたい。時々自分の没ネタをネットに上げている人を見かけることがある。あれはどういう考えの下で出来てるのかがわからない。僕は、さっき書いた「あの感じパターン」のネタよりも前の週に送ったネタの方が面白いと思っているのだけど、この前の週に送った奴には読まれない相応の理由があるわけで、その理由の大部分はつまらないから、である。そんなつまらないネタを自分で面白いと言ってしまう奴のユーモアなんてクソほども信じられないとは分かっているし、これ以上恥をかきたくないから没ネタも出してない。ツイッターでネタっぽいことを書くときでも、テレビを見ててふと思いついたはいいものの、練って本ネタにするほどではないものをツイートしている。こちらはフォロワーがいないので気楽にできる。でも一回ラジオ局の人、更にはパーソナリティが目を通したものをツイートするのはいくら誰も見ていないとはいえできない。そして、没ネタをアップしている人の没ネタを読んで、なるほどねとほくそ笑む自分の、あの感じ。

アニメを観た

前回の記事から2か月以上、ブログ開設からだと3か月以上経っているのにまだ一記事。自分の機嫌の良さ、イライラしていなさ、さらに書く勢いに任せでもしないと記事をアップできない。現に下書きには記事が3つ入っているが、なんとなく機を逃していてもう公開しづらい。誰が言っていたが、こういうのは勢いが大切。さんまさんかな?さんまさんが言ってたと思います。

 

『あの夏見た草花の名称を我々は知らないナリ』(またの名を『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』)を本当に今さらながら観た。少し前の深夜の馬鹿力で伊集院さんが話題に出していたのを聞いて少し興味は持っていたものの、まだ「アニメ」という先入観から見るのを躊躇っていたのだが、もう恥ずかしいとか言ってる場合じゃなくない? という脳内ベッキーのポジティブさにやられて遂にTSUTAYAでレンタル。この時たまたまTポイントカードのレンタル有効期限が切れていて、レンタルと同時に更新したのだが、お前あの花見たさにわざわざ更新してんの? という店員の視線は少し恥ずかしかった。そんな山田勝巳がギリ乗り越えられるか乗り越えられないかくらいの壁(店員)を乗り越え、午後10:30頃に1巻を見た。次の日が早いので1~2巻だけ見て残りは明日…くらいに考えていたが気が付くと日付が変わって午前2:20、テレビに6巻のDVDをエフエフ泣きながら入れていた。そして午前4時、今勢いでこのブログを書いている。あと2時間後までには英語で論述を書かなくてはいけない。でも、書きたいのはこっちなのでこっちを優先したいと思う。ネタバレ(もう気にしないといけない時期は過ぎたのかもしれないけど)はなるべくしないように書くつもりですがちょっと入っちゃうかもしれません。すいません。

 

 

結論から言うと、泣いた。なんというか、そりゃ泣いちゃうよ、って感じ。でも演出で泣かされたわけじゃないし、悔しさのない泣き。心地良い涙。僕がこういう感動モノに極度に弱いというのもあるけれど、第三話の時点で軽く上を向いたりして涙をこぼさないようにしていた。一番最後の最後のシーンも、シラフで見ていると斜に構えてしまって泣くわけないだろ!みたいな展開なのだけれど、そこに至るまでの泣かせる伏線が効いているものだからためらいなく泣けた。この感覚は久々なので楽しかった。今までアニメをほとんど観ず、なんとなく避けてきた人生に疑問を持ったことが無かったが、あの花で理由が分かった。僕は人より感動もので泣くし、その分感情移入もひどい(良い意味でも、悪い意味でも)。だから、ドツボにはまってしまう。アイドルもそう。うら若い少女ががんばってる姿を見てるととても応援したくなってしまう。入り口は明るい色で彩られているが、落ちてしまえばそこはただのドツボ。そればっかりになっちゃだめだな、っていう無意識の防衛本能が働いていたのだろう。なのに今回このドツボに敢えてはまってみて、予想通りの結果だった。でも、ドツボもドツボでいい。だから、それもまた、一つの娯楽に会えたということだと捉えてみることにする。あ、最後に、これは言及した者負けだと思うけど、じんたんのTシャツ、あれは何なんだよ。感動のところで胸に「白ネギ」とか書いとくなよ。