「便器洗浄」って書かれてもピンと来ねえよ、「流す」でいいだろ

morohaの革命が突き刺さる。伊集院さんの深夜放送にてマイブーム曲として紹介されたこの曲、最初は電車の中でパズルゲームをやりながら聴いていたからか、「すごい曲だなー」ぐらいの感想しか持たなかった。家で、なんとなく気になってApple Musicで検索して改めて聴き直したらもう虜である。どんな感想を持っていいかわからず漠然と「こういうものもあるんだな―」ぐらいだったものは、後で見直したいと思えるのならばそれはそれでよいのだと思う。その点、タイタンシネマライブのぜんじろうは直後「んーそういう感じか」から、今まで特に感想が変わっていないしもう一度見たいとも思わないので、そういうことなのだと思う。

morohaの革命だが、1日に何度も聴けるようなものではない。曲の持つ力が強すぎる。ポケモン不思議のダンジョンで、ポケモンそれぞれに強さレベルの星が割り振られていて4体の星の数の合計が8までしか連れていけない、だからパーティ構成を練らなければいけないというよくできたシステムがある。星の数で例えるならば、morohaの革命は星7だ。従って、どんなプレイリストの中に入れることもできない。ポケットいっぱいの秘密から始まる僕の考えた最強プレイリストに入ることはない。

 

伊集院光に会うかもしれないという機会があった。いちファンとしてではなく、仕事相手としてである。色々とあり結果的に実現はしなかったのだが、仮スケジュールが決まってからは自分と伊集院光、について考える毎日だった。

自分の人生は全て偶然だったと思う。本当に運が良い人生を暮らしていると思う。ある一期間を指して、なんだよクソがと思うことはあるけれど、全体で見れば良い人生を送れているのは、自分が何も考えていないからだ。そんな中で、伊集院光のラジオ番組に出会えたことというのはトップクラスに幸運だったと思う。小学6年生の時に、ニコニコ動画で聴いた違法アップロードの青春時代クソミュージックボックスのおかげであることを考えれば、俺は違法アップロードを目の敵にすることはできない。あの時違法アップロードを見つけ、深夜放送を聴くようになり、流れで爆笑問題の魅力にも気付いた。もしも見つけていなかったらどうなっていたのだろう。中学高校時代を月曜と火曜の深夜を軸足に過ごしていなかったらどうなっていたのだろう。